人に、住まいに、地球にやさしい高断熱・高気密の家
「暑さ、寒さのストレスから解放されていつも快適に過ごしたい」という、理想の住まいの実現の基本は断熱と気密にあります。
自然の風や光、熱を取り込み、それらを最大限に活かすには、まずは断熱気密計画がしっかりできていることが重要です。
断熱と気密を高めることは、冷暖房による消費エネルギーの削減となり、環境にも家計にも優しく快適で活動的な暮らしを送ることができます。
言い換えれば、普通に暮らしていれば省エネルギーになり、冷暖房費を節約できる住宅ということです。
鳥取県が推進する高断熱・高気密の住宅づくり政策
鳥取県では、断熱と気密を軸とした県独自の基準を設け、基準を満たす家を「とっとり健康省エネ住宅『NE-ST』」と認定し、助成しています。シンコーホームは、鳥取県が推進するこの高断熱・高気密の住宅づくり政策である、「とっとり健康省エネ住宅『NE-ST(ネスト)』」に登録しています。
ZEH住宅
エネルギーの自給自足をめざす家
エネルギー消費量の増加と温室効果ガス排出量の増大を受け、住宅・建築物の省エネ・地球温暖化対策の一層の充実が求められています。
住宅・建築物の省エネ性能の向上を図ることは喫緊の課題といえます。
わが国では2019年5月に「建築物省エネ法」の一部が改正・公布され、すべての小規模建築物について建築士による省エネ性能に関する説明義務が盛り込まれました。
ZEHとは
ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。
経済産業省・国土交通省・環境省が連携して住宅の省エネ・省CO2化に取り組み、ZEH等を実現することを目指しています。
省エネ性能・断熱性能を高め「消費するエネルギーを減らす」「太陽光発電等でエネルギーを創り出す」「HEMSによりエネルギーの状態を把握しコントロールする」家は、人にも環境にも、また光熱費の削減でお財布にも優しい家になります。
シンコーホームでは2016年よりZEH普及に取り組んでいます。ZEH住宅の設計・管理・アフターメンテナンスも得意としています。
家の中の温度差が少ない暮らし
断熱・気密
冬のリビング、エアコンで快適な室内も、廊下やトイレは寒く感じるのではないでしょうか。この温度差は、暮らしの快適性を損ねるだけではなく、ご家族の健康にも影響を及ぼします。そんな、家の中の温度差を少なくするには、気密・断熱性能を高めることが大切です。
住まいには見えない隙間がさまざまな箇所に存在しています。隙間が多いと、いくら暖房や冷房を行っても漏れてしまい、快適な室内環境を保つことができません。したがって、暮らし心地を高めるためには、住まいの気密性は重要なポイントになります。
気密性能はC値( 相当隙間面積)として数値化されており、数値が小さいほど隙間が少なく、気密性にすぐれていることを示します。シンコーホームでは、気密性にこだわるお客様のご要望にお応えするため、C値1.0を基準とした「スーパーウォール工法(※)」をお勧めしています。
※スーパーウォールとは、高性能なスーパーウォールと高断熱サッシ、計画換気システムが生み出す、高気密、高断熱、高耐震構造の住宅です。
開口部の断熱・遮熱
一般住宅において、熱の出入りが最も多いのは、窓や玄関ドアなどの開口部です。冷暖房による熱を逃がさず、少ないエネルギーで効率よく快適に過ごすためには、開口部の断熱性を高めることが重要です。スーパーウォールの家では、高断熱サッシ・玄関ドアを採用し、断熱対策を行っています。
結露を防ぐ
結露の正体は空気中の水蒸気。結露を放置しておくとカビやダニの発生を引き起こし、健康にも悪影響を及ぼすリスクが高まります。
木は水分を吸収・放出する調湿機能をもっているので、木をふんだんに使用した室内は結露が生じにくく快適な環境を保ちます。
高い断熱性は、住む人の健康と木材の乾燥保持で住宅本体の耐久性を高め、長寿命の住まいとなります。
環境や健康に大いに貢献し、次世代に引き継ぐ住まいをつくることになります。
ヒートショック対策
急激な温度変化で身体がダメージを受けることです。
入浴中の急死の理由のほとんどがお風呂場と脱衣室の温度差が原因とされています。
建物内の温度差をできるだけなくしヒートショックを抑制することが、健康的な生活環境として必要不可欠になっています。
太陽や風を活かす技術や設備
太陽光発電システム
太陽の光はクリーンで、安全かつ地球温暖化を防ぐ人にも地球にも優しい自然エネルギーです。
発電して余った電力は電力会社へ売り、夜間や発電量が少ない雨の日などは電力会社から購入するシステムです。
電力会社との接続(系統連系)により、昼間に多く発電し余った電力は自動的に電力会社に送られ、発電しない夜間や雨などで発電量が少ない時は電力会社から電力の供給を受けることができます。
自然冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート)
家庭で一番エネルギーを消費するのが給湯。
エコキュートは、自然冷媒(CO2)を利用して大気の熱を吸収し、電気の力でギュッと圧縮して高温にするヒートポンプ技術を採用することで、消費電力を従来の電気温水器の1/3に節約できとっても経済的です。
熱交換型換気(第一種換気)システム
自然の空気を給気し室内の熱と湿気を回収します。集中コントローラ1基につき最大6台までの換気ユニットを同期し、連動運動させます。
稼働時は給排気の最大91%までの熱と湿度が回収されます。