シンコーホームでは、空き家を定期的に点検、手入れする、空き家管理サービスを始めました。
鳥取県は空き家が多い地域です。仕事でしばらく赴任したり、社会人になって都市に出る方も少なくありません。でも、海や山、温泉もあり、風光明媚な自然が多いこの町が大好きで、将来は住み慣れた家に戻ってこよう、そう思っている方も多くいらっしゃいます。
そのような場合はその空き家をどう維持するか、ということを考える必要があります。なぜなら、人が住んでいない家は、人が住んでいるときよりも早いスピードで劣化していくためです。
空き家はなぜ劣化するの?
なぜ人が住んで使っているより、住んでいない空き家ほうが劣化するのでしょうか?それは主に3つの原因があります。
1.空気の入れ替えがない
人が住んでいるときは、玄関や窓を開け閉めしたり、換気扇を使ったりすることで空気が換気され流れます。しかし、玄関や窓などを締め切ったままの空き家では、空気の入れ替えがなく空気の流れもありません。梅雨などの湿度が高い時期には湿気がたまって、カビが繁殖したり、内装や家具も傷んできます。特に湿気に弱い木造住宅は、換気がされないだけで湿気によってかなりのダメージを受けることになります。
2.水回りの劣化や排水管からの侵入
キッチンや浴室、トイレなどの水回りでは、排水管などの劣化が進みます。汚れた排水が通っていた管に長く水が通らずに乾燥した状態では、破損しやすくなります。また、ニオイなどによって害虫を発生させたり、外から管を通って害虫・害獣が侵入することにもつながります。
3.掃除や草むしり・修繕をしない
人がいれば、定期的にホコリを取り除いたりカビをとりのぞいたり掃除をします。空き家で誰もいなくてもホコリはたまります。ホコリがたまると虫やカビが発生しやすくなります。また、庭の手入れがされず草が生い茂れば虫は増えます。このように虫が増えると、それをエサとする害虫や害獣が住み着いてしまう場合もあります。害虫や害獣がくれば、その糞尿や死骸などで傷んでくることもあります。
人が住んでいれば修繕する雨漏りや傷、サビなども、住んでいないと修繕しません。窓ガラスが割れれば割れたまま。家に雨が入れば湿気がたまりカビが生えます。サビを放置すれば広がり破損します。劣化の進行をどんどん加速してしまいます。
このようにずっと空き家のままにしておくと、やっと自分の住まいに戻ってきた、と思っても傷みがひどく大掛かりな修繕が必要だったり、最悪の場合倒壊や火事などを引き起こしてしまう可能性もあります。
空き家を劣化させないために
空き家を劣化させないためには、定期的に換気をしたり通水したり、掃除をしておく必要があります。また、家の中だけではなく外も適度に手入れすることで、虫の繁殖を防ぎます。
一時的に空き家にする場合も、長いようなら月に1度~2度は滞在して換気や掃除、通水をしたり、近所の方や業者に代わりにお願いしておくなど定期的な手入れをしておくことが、劣化させないために大切です。
また、残念なことに放火や盗難などの事件につながることも少なからず発生しています。変わったことがないか、施錠はできているか、を定期的に見回ることも必要です。
シンコーホームの空き家管理サービス
シンコーホームでは、空き家の管理を承っています。月1回、月額1,100円からで、ご要望に応じて換気や通水、室内外の目視点検のほか、ポストの整理や庭木の確認、防犯確認などを承ります。施工のプロであるシンコーホームの安心、確実な点検で、大事なお住まいを守ります。
- 対象エリア:鳥取市、国府町、郡家町、河原町
- 要相談エリア:岩美町、福部村、気高町、鹿野町、青谷町、用瀬町
空き家になり劣化してしまうと、生活を再開するのに大掛かりな修繕が必要になったり、売却となっても不動産としての価値も下がってしまいます。「空き家になっているお住まいが心配」「長期出張でしばらく自宅を不在にする」「親と二世帯で暮らすことになり空き家になるがおいておきたい」など、お心当たりの方は一度ご相談ください。