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「気密性」はなぜ必要?涼しさ、暖かさ以外にもある重要な役割

2022年2月9日

上棟が終わり2週間のT様邸、気密測定を実施しました。

気密性能はC値で表します。
その家の大きさ(面積)に対してどの程度の面積のスキマが存在するのかを表した数値がC値で、小さい数値の方が気密性能が良いということになります。
断熱性能を表すQ値、UA値(ともに熱の損失量)は計算によって求めることができますが、気密性能を表すC値は計算で求められないので、現場で実際に測定して求めます。これが気密測定です。

気密性はなぜ必要なのでしょうか?

高断熱・高気密住宅という言葉、よく聞かれると思いますが、どんなに断熱性能がよくても気密性能がよくないと様々な問題がでてきます。上質なダウンジャケットを着ていても前が開いていると寒い、どんなに家の断熱性能を上げてもスキマがあると隙間風が入って寒い、と同じことです。
その他にも、

  • 隙間が多いと隙間から空気が漏れ(漏気)、漏気によって壁内が冷やされ、壁内結露の原因や隙間から水が入り込み雨漏りの原因にも。
  • 高断熱・高気密住宅には適切な換気が必要だが、隙間が多いと隙間から空気が漏れ適切に換気が行われない。

といった問題があります。冬暖かく夏涼しい健康で快適な家のためには気密性能は不可欠です。

さて今回の結果は、、

0.28でした。(測定器ではC=0.3ですが、測定値は0.28になります)
鳥取県独自で定められた「とっとり健康省エネ住宅“NE-STな家”」のC値は1.0以下なので、いい結果がでました。

計算ではなく測定してわかる気密性能は、施行方法や精度はもちろんですが、職人の方の丁寧で正確な施工が必要です。
見えないところにもこだわり抜く大工さんの心意気を感じる時ですね。

気密性能の前に行われた第三者機関による金物検査も合格。配筋検査・金物検査の合格で建物の10年保証です。