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とっとり健康省エネ住宅「NE-ST」のおうちの施工現場をご紹介します

2023年3月25日

鳥取県が助成しているとっとり健康省エネ住宅「NE-ST」。

冬暖かく夏涼しい、高断熱・高気密の「NE-ST」の家が今選ばれています。今回は、現在施工中のNE-ST認定住宅の現場をご紹介します。

NE-STとは…
鳥取県が推進する高断熱・高気密の住宅づくり政策です。断熱と気密を軸とした県独自の基準を設け、基準を満たす家を「とっとり健康省エネ住宅『NE-ST』」と認定し、住宅ローン金利の優遇や補助金などによる支援があります。

基礎断熱工事が終わったM様邸

健康で快適な暮らしのため高断熱・高気密のスーパーウォール工法で建てることを選ばれたM様邸、NE-STです。

2月の地鎮祭から1カ月、基礎工事も終わりです。


建替えのM様邸。ここにくるまでには、

  1. 今までのお家の解体
  2. 地盤調査(地盤は良好で改良の必要なし、でした)
  3. 基礎工事に入り第三者による配筋検査
  4. ベースと立ち上がりのコンクリート工事
  5. 基礎断熱工事

という段取りを踏んでいます。

基礎断熱とは…
鉄筋コンクリートの、基礎外周立上がり内面とスラブ(床)面に断熱材を張る基礎断熱は、床下の気密性や断熱性を上げるのに有効な工法として、北海道の建物で初めて採用された断熱工法です(この場合の基礎の構造は、床下の地面も鉄筋コンクリートで覆った「べた基礎」であることが前提です)。 「基礎外断熱」と「基礎内断熱」がありますが、シンコーホームではシロアリ対策を考え「基礎内断熱」を採用しています。

基礎工事が終了後、先行足場を組む前に、基礎周りの土の上にPPシートを敷いていきます。

PPシートとはポリプロピレンでできた通気性のあるシートですが、これを張るのは

  • 雨が降った時の跳ね返りの土で基礎を汚さないようにする
  • 現場で釘や資材が土にまぎれないようにする
  • 現場で出る釘、配線くず、木くずなどを気づきやすく掃除できるようにする

ということがあります。

この後、土台据え、先行足場と続き、来週は上棟です。

工事前の大事な作業「丁張」中、K様邸

そしてもう一つの現場、K様邸。こちらも高気密・高断熱のスーパーウォール工法でNE-STです。
今日は丁張(ちょうはり)です。

丁張とは…
工事に着手する前に建物の正確な位置を出す作業のことで、別名、水盛り・遣り方(みずもり・やりかた)とも言います。 丁張りは工事の進行や精度にも大きく影響する大切な作業です。

木の杭と、杭に打ってある貫(ぬき)と呼ばれる木の板で建物周りを囲んでいるところで、「丁張をかける」といいます。

丁張も終わり、明日から基礎工事に入ります。

現場はどんどん進行しています。