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順調に施工が進んでいます

2023年4月19日

今回も、前回に続いてその後のNE-STのおうちの施工の様子をご紹介します。いよいよ上棟のK様邸、気密検査のM様邸です。

ご家族みんなで一緒に上棟!K様邸

朝、会社からK様邸現場に向かおうとした時、突然の強い雨と風。

不安な気持ちで現場に行くと、こちらは風もなく弱雨。心配しましたが予定通り決行です。昔から「幸せが振り込む、福が振り込む」と言われ、縁起がいいと言われている雨の日の上棟です。

※上棟・・柱や梁などの施工が終わり、屋根を支えるための棟木(むなぎ)を取り付けること


いつも通り、建物四方のお清め、施主様のご挨拶の後、ご両親も一緒に参加して頂き「ご安全に!」の発声でスタートです。
施主様・棟梁・監督が一緒に一本目の柱を立てます。

雨は10時頃にあがりましたが、午後から黄砂飛来で、薄く靄(もや)がかかったようになりました。そんな中、大工さん・オペレーターの皆さんの流れるような動きで家の形ができていきます。

はたらく車が大好きなご長男さんは、クレーン車が材料を吊り上げる様子に大興奮!
クレーンの動きは大人が見ても面白く、テンション上がりますよね。

ご夫婦、保育園をお休みしたご長男、お父様、お母様。学校があるご長女さんだけは学校終了後からでしたが、皆さんに上棟の一日を見て頂くことができました。ありがとうございました。

夕方には屋根のルーフィングも終わり、一日が終わります。
次の日、シロアリ対策の防蟻剤・エコボロンを塗りました。基礎天端から1メートルまで、緑色になっているところが塗ったところです。

家の10年保証、NE-ST認定のため、この後、金物検査、気密測定とすすみます。

※エコボロン・・防蟻効果が高く、ホウ酸系で空気を汚さず安心・安全な防蟻剤
※基礎天端・・基礎の頂点

気密測定終了のM様邸

もう一つの現場、M様邸。

平屋のM様邸は断熱材(スーパーウォール)がどのように入っているのか、壁だけでなく小屋裏(天井)もよくわかります。SWの文字がついているもの、シルバーの色のところが断熱材(スーパーウォール)が入っている様子です。

これで高断熱・高気密の家になります。

上棟から2週間、気密測定です。
計算によって求められる断熱性能(UA値)と違い、現場で実際に測定して求める気密性能(C値)。冬暖かく夏涼しい健康で快適な家の為には気密性能は不可欠です。
測定結果は、

0.27でした(測定器ではC=0.3ですが、測定値は0.27になります)。NE-ST住宅認定のC値は1.0以下なので、いい結果がでました。
いつもですが、職人の方の丁寧で正確な仕事に、大工さんのこだわりと意気込みを感じます。
ありがとうございます。

気密測定の前に、第三者機関による金物検査も行われました。金物検査は、法律に基づいて義務付けられている中間検査で、検査員が所定の位置に筋かい(斜めの木材)や建築金物(色々な種類の金物があります)が正しく取り付けられているかを厳しくチェックするものです。家づくりが終わると壁の中に隠れてしまう場所だからこそ、入念なチェックで品質を担保します。

今回も無事合格!NE-ST住宅認定と建物10年保証の検査が終了です。